作词 : RD-Soundsそっと、手を差し交わしその身体を、寄せて吐息混じりの戯れ側、抱え、囁く「色に溺れていては、ならないのです」と言葉だけの、脆くもささやかな膳立てさぁ、終わらぬ夜を―いずれ全て、貴方の物等と囁けばもうこの掌の中幾千と雲う臣下を持ち幾万と雲う名を従えそんな権力を手にしながらこの肢体一つに溺れ逝く様よ「ああ、熱いのよ、熱いのよ」と叫んでみれば応ずるように、激しく勢い付く―宛ら、そう、赤子に似て一夜之夢、それは、熱病のように滴る、月の雫にその両手を、翳してどこまでも一緒にただ、宵に融け逝く「今は私だけを見て。お願いだから」と目を潤ませて、見上げる此れだけで、意の儘に嗚呼、他愛のないものね―今宵もまた、積み重なる口先ばかりの憐れな為政者幾千と雲う地を束ねて幾万と雲う天を望みそんな大誌を抱きながらこの肢体一つに崩れ堕ちる様よ「ああ、怖いのよ、怖いのよ」とそうして解けぬ糸を絡めて、手繰り寄せるように宛ら、そう、手駒に似て一夜之夢、それは、疫病のように如何なる強者でさえ虜となれば、皆同じこの身に囚われ逝くそれが、私には、堪らない幾千と雲う人を降し幾万と雲う人を危め其れでも猶、厭くることなく吾不足止、未不知足也。(堪ぬに足りず、足ることを知れず)「さぁ、最後には、もっともっと…」そうして全てを私に預けさせるように宛ら、そう、下僕に似て一夜之夢、それは、熱病のように