誰が蒔いたのかその名も知らないそれでもこの地に根を張ろうとしてそして長き時を いざ伴に過ごそうとしても——どれほどどれほど打ちのめされてもそれでも幾度もけして諦めず咲かすその命をただ捧ぐ この身に一途に願いいつの日か叶うとけれど今あなたはここにいることはないそうね はじめからわかっていたのそれでも芽吹いたそれが育つたびこの地に根を張るあの姿のようけして諦めずに何かを叶えようとする姿空から降り来る約束の名前万感の思い咲かせ“再会の約束”花は依代 宿す命ほどそれを空から大地へ葉を開け——こちらを向き、さあ花開け!そして今あなたはここに還ってきた今年もまたどうか忘れないで忘れないでと乞うような姿でそれがいつか私が見下ろす景色染め上げては数多の思いの数に 至る迄この今もふるき昔もここにこうしてこの幻想郷の果てまでも埋める迄咲かせ咲かせなお咲かせ まだ足りないその想いの強さを証明らす迄!足らぬ命の長さよ忘れさせぬそう交わした約束果たす迄!往き果てよ——出逢ったあの日の色のまま咲き果てよ——心宿す花を私に恋ながら