それは突然の報せだった 新しい仲間の顔なんて見れない嫌われる事で楽になるはずなのに 指先はなぜか震えてた変われない私はどこにも行けなくて小さな出逢いがいつも大切だったあの日 帰る場所をなくし群れにはぐれた鳥たちはお互いの隙間を埋め合うように今も胸の奥に残る 傷跡は消えないけれどもう少し翼を休めていたい暮れゆく港で見たあなたは 片隅で瞬くあの星に似ていた「独りで居たいの」なんて嘯くけれど 本当は気が付いて欲しい複雑な気持ちを言葉にできなくて黙ったまま指先をそっと握ったあの日 多くの哀しみを宿す空色の瞳が温もりを求める迷子のように酷く怯えて見えたから 冷たい雨降らす雲がひとひらになるまで寄り添っていた乾いた風の行く先が鈍色の空を 乱脈の海を 映したとしてもこの手で繋いだ固い絆は守って行こう波の向こうに消えていくあの子が最後に見せた笑顔の意味に気づいたあの日 帰る場所をなくし足を止めた私たちはお互いの隙間を埋め合うように時が来たら覚めてしまう 不確かな夢だとしても明日また会えると信じていたい桜の季節には 静かな海で